徳島県の魅力を発信する「はな・はる・フェスタ」が始まる

阿波踊りや徳島ラーメンなど徳島県の魅力を発信するイベント、「はな・はる・フェスタ」が、13日から徳島市で始まり、多くの人たちでにぎわっています。

「はな・はる・フェスタ」は、観光客や地元の人に徳島の魅力を発信しようと毎年、春の行楽シーズンに開かれていて、ことしで25回目となります。

会場の徳島市の藍場浜公園に設置された桟敷では、「有名連」と呼ばれる技量の高い踊り手グループによる阿波踊りが披露されました。

踊り手が三味線や笛などで奏でる独特のお囃子「ぞめき」にあわせて、力強い男踊りやしなやかな女踊りを披露すると、訪れた人たちは写真や動画を撮ったり、手拍子をしたりして楽しんでいました。

会場には、ご当地グルメなどを販売するおよそ50のキッチンカーやテントが並び、徳島ラーメンや特産のすだちを使った料理を買い求める人でにぎわっていました。

香川県から訪れた50代の女性は、「阿波踊りは手足がそろっていて、特に男踊りは迫力があったので、たくさん写真を撮ってしまいました」と話していました。

徳島市の20代の大学生は「春の訪れをやっと感じます。いろいろ食べながら阿波踊りを気ままに見て楽しみたいです」と話していました。

「はな・はる・フェスタ」は14日まで徳島市の藍場浜公園を中心に開かれています。