美馬市 日本とオランダの友好願って植えたチューリップ見頃に
美馬市にある公園で、日本とオランダの友好を願って植えられたおよそ1万5000本の色とりどりのチューリップが見頃を迎えています。
美馬市脇町にある「デ・レイケ公園」は、明治時代に町の中心部を流れる川に砂防ダムを築いたオランダ人技師、デ・レイケにちなんで名付けられた公園で、毎年、地元の人や中学生が日本とオランダの友好を願ってチューリップを植えています。
ことしも、去年12月に植え付けたおよそ1万5000本が見頃を迎えています。
チューリップは15種類あり、赤色や黄色、それにピンクなど色とりどりの花を咲かせています。
公園には、家族連れのほか、散歩で訪れた近所の人など多くの人が訪れ、花の色ごとに植え分けられた色鮮やかな花壇を散策したり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
近くに住む男性は「毎年、楽しみにしています。きょうは散歩ついでに来ました。いい気分転換になります」と話していました。
デ・レイケ公園のチューリップは、今月中旬ごろまで楽しめそうだということです。