運転免許証システム 住所変更の装置でトラブル 原因は不明

運転免許証を扱うシステムにトラブルが相次ぐ中、11日、新たに県内3か所で免許証に登録された住所などを変更する装置が一時、使えなくなりました。原因はわかっていないということです。

トラブルがあったのは、松茂町にある徳島県運転免許センターと、徳島中央警察署、それに、鳴門警察署です。

3か所では、11日昼前から1時間近くにわたって、運転免許証のICチップに登録された住所や本籍などを変更する装置に職員がログインできず、手続きができなくなりました。

このため、手続きに来たあわせて5人がそのまま帰ったり、一部の手続きだけ行って改めて窓口に来ることになったりしました。

この装置は、県内の警察署など13か所にあり、9日も3つの警察署で一時、使えなくなって8人に影響が出ましたが、いまのところ原因はわかっていないということです。

さらに、4月2日には、3か所の免許センターでシステム障害が起きて免許証の更新ができなくなるなど、県内では運転免許証を扱うシステムにトラブルが相次いでいます。

県警察本部は「3回にわたりシステム障害を発生させ、大変、申し訳ございません。原因の究明に努め、再発防止を図りたい」としています。