自転車で通学中の高校生はねられる 頭を強く打つなど大けが

始業式の8日、鳴門市の交差点で、自転車で通学中の高校生が軽乗用車にはねられ、頭を強く打つなどして大けがをしました。警察は詳しい事故の状況や原因を調べています。

8日午前8時ごろ、鳴門市大麻町の市道の交差点で、現場近くに住む高校2年生の16歳の男子生徒が自転車で道路を横断しようとしたところ、左から直進してきた軽乗用車にはねられました。

警察によりますと、この事故で、男子生徒は病院に運ばれ、頭を強く打っていたほか、体の骨を折るなどして大けがだということです。

また、男子生徒は徳島市内の高校に通っていて、8日は始業式に向かう途中だったということです。

現場は周辺を田畑に囲まれた片側1車線の市道どうしが交わる信号機がない見通しのよい交差点で、軽乗用車側の車線に一時停止の標識があったということです。

警察によりますと、車を運転していた58歳の看護師の男性は「別の車に気をとられ、自転車に気付くのが遅れた」と話しているということです。警察は詳しい事故の状況や原因を調べています。