大歩危峡の春の風物詩 約100匹のこいのぼり飾られる

美しい渓谷で知られる三好市の大歩危峡に、およそ100匹のこいのぼりが飾られ、訪れた観光客を楽しませています。

大歩危峡のこいのぼりは、川下りの遊覧船を運航する会社が毎年、この時期に飾っていて、ことしで43回目となる大歩危峡の春の風物詩です。

こいのぼりは当初、10匹ほどでしたが、その後、全国から寄せられ、ことしもおよそ100匹が吉野川をまたぐ高さ20メートルほどのワイヤーロープに飾られています。

遊覧船の会社によりますと、ことしは海外からの観光客が多いということで、香港や台湾などの観光客が舟に乗り込み、春風を受けてゆうゆうと泳ぐこいのぼりを見上げながら川下りを楽しんでいました。

観光客は「すばらしい景色でした。こいのぼりもあって、いい雰囲気ですね」と話していました。

大歩危峡のこいのぼりは5月いっぱい、飾られています。