「マチ★アソビ」今春は開催できず 秋に規模縮小で開催目指す

アニメやゲームをテーマに徳島市中心部で開かれている「マチ★アソビ」について、県などはことしの春は開催できないことを明らかにし、秋は規模を縮小しての開催を目指すことになりました。

徳島市で春と秋に開かれている「マチ★アソビ」について、県は実行委員会に今年度8000万円を支出するなど毎年、県の予算を投じてきましたが、新年度予算では実行委員会への負担金を盛り込みませんでした。

県と実行委員会の関係者が、27日に会見を開き、今後「マチ★アソビ」を開催するためには新たな体制を構築する必要があるとして27日付けで、実行委員会の活動を終了することを明らかにしました。

その上で、ことし春の「マチ★アソビ」については出演者の調整が難しいため、開催できないことを明らかにしました。

ただ、県は、この春にアニメのイベントを企画する民間の団体があれば財政面などで支援するとしています。

一方、ことし秋の「マチ★アソビ」は新たな体制を構築した上で規模を縮小した形での開催を目指すことになり、従来の規模での開催は来年の春を目指すとしています。

実行委員会の会長の代理人を務める桶田大介弁護士は「マチ★アソビはアニメファンなどに楽しんでいただける貴重な場になっているが運営側の事情でなくなってしまい申し訳ない。再開を目指して県との協議は続けたい」と話していました。