徳島県の新しいキャッチフレーズ 「新時代へ躍り出そう」に

徳島県は、徳島の認知度アップやPRにつなげようと、新たなキャッチフレーズを、挑戦する姿勢や阿波踊りを連想させる「新時代へ躍り出そう」にすることを決めました。

徳島県のキャッチフレーズは、2014年から東京にはない徳島独自の魅力をPRしようと「vs東京」として飯泉前知事のもとで作られ、県職員の名刺や封筒などのロゴに印刷されていました。

これに対して、後藤田知事は去年6月、「今あるフレーズが普遍的な価値とは思わない」などとして新たなフレーズを公募し、このほど全国から応募があった2968件のなかから「新時代へ躍り出そう」にすることを決めました。

新たなフレーズは、徳島の阿波踊りを連想させるとともに、新たな時代に向けて常に挑戦していくという意味が込められています。

また、ロゴは四国遍路の88か所の数字や躍動感のある鳴門の渦潮、特産の藍色などを組み合わせ、徳島の飛躍をイメージしているということです。

後藤田知事は「新次元の挑戦をする姿勢や阿波踊りのようなパワーを感じる。県民や世界を巻き込むような意気込みがあるフレーズだと思う」と話していました。

このキャッチフレーズは、来月から県職員らの名刺や名札、それに県が発行するパンフレットなどに使われるということです。