人気の格闘ゲームで競う「eスポーツ」大会 徳島市で開催

対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ」の大会が徳島市で開かれ、参加者たちが人気の格闘ゲームで腕前を競い合いました。

大会は競技人口が増えている「eスポーツ」で地域を盛り上げようと、商工会議所などが初めて開き、県内外から多くのゲーム愛好家が集まりました。

対戦するのは国内外で高い人気を集めているおなじみの格闘ゲームで、このうち午前は、21歳から41歳の15人がトーナメント形式で腕前を競い合います。

対戦がスタートすると、参加者たちは真剣な表情に変わり、使い慣れた自前のコントローラーを素早く操作して、次々と必殺技を繰り出すなどしていました。

対戦の模様は会場に設置された大型スクリーンにも映し出され、技がきれいに決まったり、白熱した対戦に決着がついたりすると、観客から歓声が上がっていました。

参加した40代の男性は「大会に出場するのは初めてで緊張しました。誰でも気軽に参加できるのがeスポーツの大会の魅力だと思いました」と話していました。

主催した徳島商工会議所青年部の小倉理良会長は「子どもから大人まで幅広い世代で楽しめるので、地域でeスポーツの輪を広げていきたいです」と話していました。