JR徳島駅に「みどりの券売機プラス」 窓口負担を軽減へ

JR四国は駅の窓口の負担を減らすため徳島駅にオペレーターとビデオ通話しながらきっぷを購入できる券売機を導入しました。

「みどりの券売機プラス」はオペレーターとビデオ通話しながら全国のJRの乗車券や指定席券などを購入できる券売機です。

JR四国は年々、職員の数が減少するなか駅の窓口の負担を減らすため4年ほど前から四国の各駅で導入を進めています。

徳島県内では鳴門駅や鴨島駅など4つの駅に導入されていましたが、11日から徳島駅にも設置されました。

券売機には指定の場所に割引証を置けばオペレーターがカメラで確認して学生割引などのきっぷを発券してもらえるほか、目や耳が不自由で機械の操作が難しい人はオペレーターが発券を代行することもできます。

夜間や早朝はオペレーターが対応することで徳島駅ではみどりの窓口の営業時間を最大でおよそ2時間短縮できるということです。

JR徳島駅の菅原章吾営業助役は、「夜間や早朝などの営業時間外もオペレーターを呼び出すことでスムーズにきっぷを発券できるようになった。機械の操作に不安のある方もぜひ利用してほしい」と話していました。