阿波おどり 紺屋町の演舞場 今夏再開の考え徳島市長示す

徳島市の阿波おどりでコロナ禍以降、開設が見送られていた紺屋町の演舞場について、徳島市の内藤市長はことし夏に再開する考えを示しました。

毎年夏に開かれる徳島市の阿波おどりでは、期間中、市内中心部に演舞場が設けられます。

このうち紺屋町の有料演舞場は、新型コロナの感染対策のため阿波おどりが中止になった年も含め令和2年からおととしまで開設されず、去年は再開が検討されましたが、地元の町内会との調整が難航し、開設が見送られました。

8日の市議会の一般質問で周辺の飲食店から再開を望む声が寄せられていると問われた内藤市長は「市内中心部の活性化や地元経済への波及効果も期待されることから紺屋町演舞場はやるべきだとの考えを持っている」と述べ再開する考えを示しました。

一方、実行委員会が去年12月に発表したことしの事業計画には紺屋町の演舞場は含まれておらず市は3月下旬に開催が予定される実行委員会の会合で協議することにしています。