県教委 榊教育長の後任 中川斉史氏で調整

徳島県教育委員会の榊浩一教育長が任期を残して退任することとなり後任として、東みよし町の小学校の校長で、文部科学省の「学校DX戦略アドバイザー」などを務める中川斉史氏で調整を進めていることが分かりました。

県教育委員会の榊教育長は令和2年4月に就任し、任期は来年3月末までとなっていますが、関係者によりますと任期を残して退任するということです。

榊教育長の在任中には、県立学校に配布された中国製のタブレット端末に故障が相次ぐ問題が発覚し、不足している端末の調達などの対応にあたってきました。

関係者によりますと榊教育長の後任として、東みよし町の昼間小学校の校長を務める中川斉史氏で調整を進めていることが分かりました。

中川氏は、学校でのデジタル教育などを推進する文部科学省の「学校DX戦略アドバイザー」などを務めているほか、県教育委員会がタブレット端末の相次ぐ問題を受けて設置した「教育DX加速化委員会」の委員も務めています。

この人事案は、8日に開かれる県議会の議会運営委員会で提出される見通しです。