JR徳島駅 北口設置などの費用 11月定例会で示す方針

県は、徳島市中心部のまちづくりの新たな計画案のうちJR徳島駅の北口の設置や車両基地の移転などにかかる費用や工期について、県議会の11月定例会で示す方針を明らかにしました。

後藤田知事は、徳島市中心部のまちづくりの新たな計画案のうち立地場所を藍場浜公園の一角に見直すとした県立ホールについては、6月定例会で具体的な事業費や整備のスケジュールを示す考えをすでに明らかにしています。

計画案では、JR徳島駅北側にある車両基地を徳島市役所の東側に移設して駅の北口を設置するとともに、鉄道高架事業を進めるなどとしていて、県はこれらにかかる費用や工期について県議会の11月定例会で示す方針を明らかにしました。

このうち徳島駅の北口の設置については3つのパターンで比較するとし、車両基地の移設を行った上で駅を高架化した場合と駅を地上に残したまま橋や地下通路を設置した場合、それに車両基地と駅を残したまま橋や地下通路を設置する場合のメリットやデメリットを示すことにしています。

このほか、鉄道の高架化による渋滞の減少や移動時間の短縮など費用対効果も示すことにしています。

県都市計画課は「これから業務を進めていくところで11月定例会で示せるようスピード感を持って対応していきたい」と話しています。