「マチ★アソビ」県議会で議論”今春は民間主導で継続を”

アニメやゲームをテーマに徳島市中心部で開かれている「マチ★アソビ」について県議会で議論が交わされ、県は、ことし春の開催については民間主導でイベントの継続を求める考えを改めて示しました。

徳島市で春と秋に開かれている「マチ★アソビ」について県は、来年度から負担金のあり方など開催方法を大幅に見直すことにしていて、後藤田知事はことしの春は、民間主導での開催を求める考えを示しています。

これについて26日開かれた県議会の委員会で議論が交わされ、県の担当者は「春については民間が主導して開催できるよう県としての支援のあり方を早急に検討したい」と述べ、民間がクラウドファンディングなどで財源を確保した上で開催することが望ましいとの考えを示しました。

これに対して議員からは「予算案が可決されるまでに実行委員会を早急に開いて協議するべきだ」との意見や「民間が主導した場合事業内容が変わってしまうのではないか」といった疑問の声が上がりました。

通常、春の「マチ★アソビ」は大型連休ごろに開かれますが、開催方法の見直しが今月明らかになる中で開催できるかどうか不透明な状況となっています。

県は、県議会にアニメイベントを核とした県都のにぎわいづくりやそれを県下全域に広げるイベントの事業費として9000万円を計上していて可決されれば、春の「マチ★アソビ」の支援の内容を検討したいとしています。