モンゴル学校関係者 阿南の幼稚園でティーボール学ぶ様子視察

野球に似た競技「ティーボール」を学校の授業に取り入れているモンゴルの学校関係者が、20日、徳島県阿南市の幼稚園で子どもたちがティーボールを学ぶ様子を視察しました。

10年以上前から野球を通じた町おこしに取り組んできた阿南市では、ことしの夏にアジア各地から小学生の年代のチームが参加するティーボールの国際大会を開く予定で、モンゴルのチームも参加する方向で調整を進めています。

大会を前にモンゴルの首都ウランバートルのバヤンゴル区の区議や学校関係者らおよそ20人が18日から阿南市を訪れていて、20日は加茂谷幼稚園を視察しました。

会場ではピッチャーが投げる代わりに台の上のボールを打つティーボールが行われ、一行は子どもたちが思いきりプレーする様子を動画におさめたり、ボールやバットを手に取って柔らかさや軽さを確かめたりしていました。

バヤンゴル区では多くの幼稚園や学校でティーボールを授業に取り入れているということで、視察したメンバーの1人で幼稚園の園長は「子どもたちが協調性をもちながら楽しく遊んでいるのが印象的だった」と話していました。