鳴門市 保育料4月から全年齢で無料へ 県内4番目

鳴門市は、市内の保育所などに通う子どもの保育料を、ことし4月から、すべての年齢で無料にする方針を示しました。

鳴門市の泉市長は、13日、来年度の当初予算案を発表しました。

このなかで、ことし4月から、新たに、市内の1歳までの第1子、100人あまりについて、市内にある保育所やこども園の保育料を親の所得にかかわらず、無料にする方針を明らかにしました。

市では、国の制度に独自の支援策を組み合わせて、すでに2歳以上の第1子と、第2子以降の保育料が無料になっていて、これですべての年齢で保育料が無料になる見通しです。

保育料がすべての年齢で無料になれば、県内の自治体では阿南市などに次いで、4番目です。

泉市長は「コロナ禍を経て、子どもの出生率の減少が想像以上に大きいため、もう1段、ギアを上げて少子化対策に取り組みたい」と話していました。