愛のメッセージを藍染めの和紙に 美馬市「うだつの町並み」

バレンタインデーを前に、かつて藍の取り引きで栄えた徳島県美馬市の「うだつの町並み」で、子どもたちが家族への「愛」のメッセージをつづった「藍」染めの和紙の飾りつけが行われました。

この催しは、かつて藍の流通拠点として栄えた観光地「うだつの町並み」で、藍染めの文化に親しんでもらおうと、美馬市が開きました。
バレンタインデーを前にしたきょう、江戸時代から残る藍商人の屋敷、「吉田家住宅」の前に、メッセージカードが飾りつけれました。

メッセージは、市内6か所の認定こども園や幼稚園の園児あわせておよそ190人が家族に宛てて書いたもので、ハート型の「藍」染めの和紙に、お父さんやお母さんへの感謝の気持ちなど「愛」のことばが、したためられています。

子どもたちは屋敷の前に取り付けられたしだれ柳の枝に、「いつもありがとう」とか「大好き」などと書かれた紙を、ひとつひとつ丁寧に飾りつけていました。

参加した子どもたちは「お母さんへいつもありがとうと書きました」とか「お母さんのごはん大好きと書きました。カレーが好きです」などと話していました。

このメッセージは今月16日まで「うだつの町並み」に飾られます。