“地元就職のきっかけに”高校生と働く人たちとが交流会 三好

高校生に地元での就職を考えるきっかけにしてもらおうと、三好市で地元で働く人たちとの交流会が開かれました。

三好市で行われた交流会には、県西部の高校2年生と3年生あわせて21人と地元企業や自治体、それに三好市にあるサテライトオフィスで働く社会人あわせて17人が参加しました。

はじめに高校生に、地元の木材加工会社が制作した名刺が配られ、相手から見やすい向きで渡すなどマナーを教わりながら名刺交換を体験して自己紹介を行いました。

このあとの意見交換では、高校生から都会へのあこがれや地元の役に立ちたい気持ちなど将来についてさまざまな思いを相談しました。

これに対し、社会人の先輩たちからは仕事を選んだ理由や、都市部での生活を経験したからこそ地元の魅力に気付いたことなどみずからの体験を伝えていました。

参加した高校生は「さまざまな人の話しを聞き、焦らずいろんな選択肢を頭に置いて進路を考えたいと思った」と話していました。

地元企業で働く男性は「田舎なので外に出たい気持ちはわかるが、戻って欲しい気持ちもありこれからの参考になるよう地元のよさを伝えたい」と話していました。