連合会脱退の3漁協 吉野川の漁業権共有へ手続き進める方針

吉野川や支流の漁協で作る連合会を脱退した3つの漁協が、新たに連合会との漁業権の共有に向けた手続きを進める方針を固めたことがわかりました。
漁協の脱退によって、漁業権が取り消されれば、吉野川のアユ漁などに影響が出るおそれもありましたが県は「漁業権の取り消しが回避される可能性が出てきた」としています。

吉野川漁業協同組合連合会に所属する三好河川漁協など4つの漁協は、去年10月、「連合会の経営がずさんだ」などとして、脱退を申し出ました。

脱退すれば、連合会が持つ吉野川の漁業権が取り消され、アユやアマゴ漁などの規制がなくなり、資源管理に影響が出ると懸念されていました。

4漁協のうち3つは、去年12月、連合会から脱退しましたが、新たに連合会と漁業権を共有するための手続きを進めることを今月、それぞれの理事会で決めました。

理由について、3つの漁協は「組合員の漁業への影響などを考えた」などとしています。

3つの漁協は来月、総会を開いて、この方針を正式に決めた上で、県や連合会に対して必要な手続きを行うことにしていますが、県は、「漁業権の取り消しが回避される可能性が出てきた」としています。

ただ、吉野川のアユ漁などについては、3つの漁協と連合会が漁場の管理などについてさらに協議する必要があり、県は「協議の推移を見守りたい」としています。