徳島県の「X」の公式アカウントが凍結 閲覧できない状態

徳島県は旧ツイッターの「X」の公式アカウントが、12日夜から凍結され、閲覧できない状態になっていると明らかにしました。
県は「利用規約を順守しており原因はわからない」としてXの日本法人に凍結の解除を依頼しています。

県によりますと、12日夜10時ごろ、県の職員から「Xの公式アカウントが閲覧できなくなっている」との連絡が寄せられ、投稿を管理する秘書課の担当者らが調べたところ「アカウントが凍結されています」と表示され、投稿が閲覧できない状態になっていました。

県は限られた職員がIDとパスワードを使って投稿していて、県政の情報のほか、今月に入ってからは能登半島地震での支援活動についても発信していました。

Xをめぐっては、去年、自動投稿の回数を制限する仕様の変更で一時、自治体が防災情報を投稿できなくなるケースが相次ぎましたが、徳島県は自動投稿を行っておらず投稿の回数が大幅に増えることもなかったということです。

県は「利用規約を順守しており凍結の原因はわからない」として、Xの日本法人に凍結の解除を依頼する文書をメールで送ったということです。

県は「情報提供ができず深くおわび申し上げます」として、凍結が解除されるまでは県のホームページや公式のLINEなどを見て欲しいとしています。