保育園児が参加 えとの引き継ぎ式 ウサギとタツ 阿南

年の瀬を迎え、阿南市では、えとの生き物たちによる引き継ぎ式が行われ、ことしのえとのウサギと来年の「タツ」に代わってタツノオトシゴがお目見えしました。

JR阿南駅では、毎年、香川県の動物園と協力して、えとの生き物による引き継ぎ式を行っていて、27日は地元の保育所の園児およそ20人が参加しました。

今回は、ことしのえとのウサギが登場したほか、「タツ」に代わって体長およそ10センチのタツノオトシゴがお目見えし、子どもたちは水槽に入ったタツノオトシゴに興味津々の様子でした。

子どもたちはそれぞれの動物に手作りのメダルを渡して、ウサギに大きな声で「ありがとう」と伝え、タツノオトシゴに「よろしくおねがいします」とあいさつしていました。

そして来年のえとを祝う大きなくす玉を割って、童謡の「お正月」を合唱したあと、ウサギににんじんをあげるなどして動物とふれあっていました。

6歳の女の子は「ウサギはかわいくてタツノオトシゴはふわふわと泳いでおもしろかったです。ありがとうとよろしくを言いました」と話していました。