徳島大学 新コース設置へ 地域の課題解決へ人材育成を強化

徳島大学 新コース設置へ 地域の課題解決へ人材育成を強化

徳島大学は、多様化する社会に対応できる人材育成を目的として、総合科学部の学科に新しいコースを来年4月から設置することを決めました。

新しくできるのは、総合科学部社会総合科学科の「地域デザインコース」で、現在設置されている「公共政策コース」と「地域創生コース」を統合して来年4月から設置される予定です。

新しいコースは、定員が80人で来年春に入学する新入生から対象になり、2年生のときに学科内の3つのコースの中から希望することができます。

大学によりますと新しいコースでは、これまでより、地元企業や地域のNPOなどと連携した授業を増やすなど地域の課題解決につながる人材育成の強化を進めるということです。

徳島大学総合科学部の高橋晋一学部長は、「新しいコースで、理論と実践を兼ね備えた人材の育成を行い、大学として地域に貢献をしていきたい」と話していました。