徳島市議会 保育士確保の事業費など 補正予算案可決し閉会

徳島市の定例議会は最終日の26日に本会議が開かれ、不足する保育士を確保するための事業などを盛り込んだ補正予算案を可決し、閉会しました。

徳島市議会の12月定例会は最終日の26日、本会議が開かれ、一般会計の総額でおよそ13億円の補正予算案などが可決・成立しました。

このうち、補正予算案では、不足する保育士の人材を確保するため、県外から移住して来年度から働く保育士などに最大で50万円を支給する事業が盛り込まれています。

保育士を県外から確保する事業は、今年度も行われていますが、今回の議会で、20人の枠に対して5人の利用にとどまっていることが分かり、一部の議員から事業の有効性を問う意見も出ました。

このほか補正予算案には、紙の資料を削減するため議会にタブレット端末を導入する費用や、人工肛門や人工ぼうこうを付けて生活する人たちが避難所で使う簡易トイレの購入費用などが盛り込まれています。

徳島市の次の定例議会は来年3月に開会する予定です。