鳴門 大麻比古神社 みこの作法や立ち居振る舞いを研修

正月の初詣の人たちを迎えるため、鳴門市の大麻比古神社で26日、みこの研修会が行われ、おじぎのしかたなど礼儀作法を学びました。

鳴門市の大麻比古神社は、初詣に向けて毎年この時期に、みこを務める高校生や大学生を対象に研修会を行っていて、26日は30人あまりが参加しました。

参加者は、白い着物と赤色のはかま姿で研修に臨み、はじめに神職から体の前で左手で右手を覆う「叉手」と呼ばれる作法を学びました。

また、参拝するときには、2回礼をして2回拍手したあと、もう1回礼をする「2礼2拍手1礼」などの作法をとることや立ち居振る舞いを教わり、ひとつひとつ丁寧に確認していました。

参加した大学生は「ずっとみこに憧れていたので、すごく緊張しますが、初詣に来てくださる方たちにいい気持ちになってもらえるよう頑張りたいと」と話していました。

大麻比古神社では正月三が日でおよそ20万人の人出を見込んでいます。