巨大な光のまんだらが完成 阿南市の平等寺

阿南市の四国霊場22番札所、平等寺で巨大な光のまんだらが完成し、地元の人たちに公開されました。

このまんだらは新型コロナウイルスで亡くなった人たちを追悼するために作られたもので、オンラインで参加者を募り、およそ200人が製作に関わりました。

22日、住職らによる開眼法会が行われ、日が落ちて辺りが暗くなると、高さ、幅とも6メートルの巨大なまんだらが夜空に浮かび上がりました。

まんだらは仏さまを表す梵字の形に穴を開けた10センチ四方の竹のパネルを2500枚ほど組み合わせたもので、中心には大日如来が大きく描かれています。

訪れた人たちはスマートフォンで写真を撮るなどして幻想的な雰囲気を楽しんでいました。

2人組の女性は「とてもきれいで感動しました」と話していました。

平等寺の谷口真梁住職は「仏さまの明るく優しい光を浴びて気持ちも優しくなってもらいたい」と話していました。

光のまんだらは、毎日、午後5時から午後10時まで点灯され、自由に参拝できるということです。