タブレット端末故障問題 かわりは来年2月に配布目指す

県立学校のタブレット端末に故障が相次いでいる問題への対応を検討する専門家の会合が開かれ、かわりの端末は来年2月の配布を目指すことを申し合わせました。

県立学校で1人1台配布されるタブレット端末に故障が相次いでいる問題をめぐり、先月開会した県議会ではかわりの端末の調達を急ぐため、およそ7200万円の費用を盛り込んだ補正予算案が可決されました。

12日は県庁で対応を検討する専門家の会合が開かれ、今月中にかわりの端末500台分の入札を行い、学校への配布は来年2月を目指すことを申し合わせました。

会合では県立学校への聞き取り調査の結果も報告され、生徒数が600人を超える学校で通信がつながりにくいなどの意見が寄せられていたことが分かりました。

会合で委員を務める東みよし町の小学校の中川斉史校長は「時間はかかると思うがすべての生徒がタブレットなどを使えることを一番に考えていきたい」と話していました。