徳島市の商店街で「eスポーツ」を楽しむイベント

対戦型のコンピューターゲームを競技として行う「eスポーツ」に親しんでもらい、地元の商店街の活性化につなげようというイベントが徳島市で開かれました。

「闘電街」と名付けられたこのイベントは今回で5回目で、徳島eスポーツ協会などが、徳島市の東新町商店街で空き店舗やイベントスペースを利用して開きました。

このうち、世界的に人気のゲームソフト「マインクラフト」を体験するブースでは、仮想の世界でソーラーパネルや緑地化を示すブロックを組み合わせて、脱炭素社会を目指すために必要な取り組みなどを学んでいました。

また、カーレースゲームの体験ブースでは、徳島工業短期大学の学生が、実際に使用されたレーシングカーを改良して製作したゲームが設置され、子どもたちが歓声を上げながら臨場感あるゲームを楽しんでいました。

カーレースゲームを体験した女の子は「運転はとても難しかったですが、楽しかったです」と離していました。

「徳島eスポーツ協会」の林弘祥副会長は「eスポーツは年代や性別、障害などにも関わらず、誰でも楽しむことができます。このイベントをきっかけにeスポーツのすそ野を広げ、地域活性化につながればと思います」と話していました。