阿南市長選 岩佐義弘氏が初当選

任期満了に伴う阿南市の市長選挙は、19日投票が行われ、無所属の新人で元県議会議員の岩佐義弘氏(52)が2期目を目指す現職らをおさえて初めての当選を果たしました。

阿南市長選挙の開票結果です。
岩佐義弘、無所属・新。当選。
1万6486票。
表原立磨、無所属・現。
1万4959票。
轟勇輝心、無所属・新。
967票。
新人で農業の岩佐氏が、2期目を目指す表原氏らをおさえて初めての当選を果たしました。
岩佐氏は阿南市出身の52歳。
平成27年の徳島県議会議員選挙で初当選し、県議会議員を2期務めました。
今回の選挙戦で、岩佐氏は、物価高騰対策として市内の全世帯に10万円、さらに18歳未満の子ども1人につき3万円を現金給付することなどを訴えました。
岩佐氏は、「公約の1つである物価高騰対策の現金給付により市民の今を守っていくことが、これからの阿南の新時代を動かしていくきっかけになる。これから1つ1つ形にしていきたい」と述べました。
投票率は55.61%と、前回、4年前の選挙を2.67ポイント上回りました。
岩佐氏の阿南市長としての任期は、来月7日から令和9年の12月6日までとなります。