女子バレー元日本代表 栗原恵さんが中学校で部活指導

バレーボール女子のオリンピック元日本代表、栗原恵さんが徳島市の中学校を訪れ、生徒たちに部活動の指導を行いました。

徳島市の城西中学校を訪れたのは、バレーボール女子のオリンピック元日本代表で、「プリンセス・メグ」の愛称でも親しまれた栗原恵さんです。

この教室は「スポーツを通して心の教育」をテーマに憧れのアスリートが全国の中学や高校を訪問する取り組みの一環として開かれました。

はじめに行われた講演には全校生徒およそ540人が参加し、このなかで栗原さんはけがの影響でロンドンオリンピックに出られなかった時の経験について「挫折したことで、これまで代表に入れなかった仲間たちの気持ちや、周りに支えられていたことをあらためて感じた」と語りました。

そのうえで、生徒たちに「失敗を恐れず多くのことにチャレンジしてほしい」と訴えました。

このあと女子バレーボール部の生徒19人が参加して実技指導が行われ、ボールをパスする際に、周りが見えるよう顎を引くことや、素早くボールの下に入るようアドバイスを受けていました。

キャプテンの財田紅葉さんは「とてもいい経験になった。教わったことを生かせるよう毎日の練習を頑張りたい」と話していました。