LGBTQの人たちなどへの理解や尊重を訴えるパレード 徳島

性的マイノリティーの人たちへの差別や偏見のない社会を目指して当事者たちが街を歩く「プライドパレード」が11日、JR徳島駅前で行われました。

LGBTQなど性的マイノリティーの人たちへの理解や尊重を訴える大規模なパレードは去年、徳島で初めて行われ、ことしは2回目です。

パレードには性的マイノリティーの当事者や支援者などおよそ100人が参加し、JR徳島駅前を行進しました。

参加した人たちは性の多様性を象徴するレインボーカラーの旗や当事者団体のプラカードを持ちながら、「自分とは違う人を怖がらないで」とか「知ってほしい、知ってくれてありがとう」と呼びかけていました。

パレードを主催した「レインボーとくしまの会」代表の長坂航さんは「パレードは楽しかった。参加者の笑顔が見られたし、LGBTQを知ってもらうことでできることがある。当事者の声を伝え続けていきたい」と話していました。