後藤田知事 “駅周辺を再開発し宿泊施設など建設すべき”

徳島県の後藤田知事は会見で、JR徳島駅周辺を再開発して宿泊施設などを建設すべきだとしたうえで、今月末に始まる県議会でまちづくりの方針を説明する考えを明らかにしました。

徳島駅周辺の活性化をめぐり後藤田知事は徳島市と「ワーキンググループ」を開いて協議を始めたほか、8日に国や長崎県などと開いた会合で経済効果を生むため宿泊施設の建設が必要だとの認識を示しています。

10日の会見でまちづくりの方針を問われると「徳島駅周辺の再開発によって宿泊施設などが建設されれば土地の価値が上がってJR四国の不動産収入も増え、在来線の維持につながる」と持論を述べました。

そのうえで「にぎわいを最大化するためにあるべき姿を示したい」として今月30日に開会する県議会でまちづくりの方針を説明する考えを明らかにしました。