すべての県立学校HP一時閲覧できない状態に サイバー攻撃か

10月18日、県内のすべての県立学校のホームページが一時、閲覧できない状態となり、県教育委員会は国外から大量のアクセスが行われたとしてサイバー攻撃にあったとみて、対策を検討しています。

県教育委員会によりますと、10月18日午前、石井町の県立名西高校に勤務する教員から高校のホームページが閲覧できないと電話で連絡がありました。

県教育委員会が、管理業者に点検を依頼したところすべての県立学校のホームページを管理する6台のサーバーがダウンしていることが分かりました。

このあと管理業者がサーバーを再起動し、電話を受けてからおよそ1時間後に復旧しましたが、午前6時ごろから午前7時20分すぎまで、国外のIPアドレスから大量のアクセスが行われていたことが分かりました。

県教育委員会は、サーバーの同時アクセスの上限に達したことがダウンした原因だとしてサイバー攻撃にあったとみています。

県教育委員会によりますと、大量のアクセスのあと、このIPアドレスからのアクセスを遮断する措置をとっていて、ホームページの改ざんや個人情報の漏えいはなかったということです。

県教育委員会総合教育センターは「被害の情報はなかったが今回のことを教訓に専門家に意見を聞きながら対策を検討したい」としています。