立体画像技術で徳島の地形を学べる展示会 県立博物館

特殊な眼鏡をかけると画像が浮かび上がって見える立体画像の技術を使って徳島の地形を学べる展示会が徳島市の県立博物館で開かれています。

県立博物館で開かれている企画展には徳島の地形や恐竜の化石の立体画像などおよそ100点が展示されています。

赤と青の2つの画像が1枚に印刷されたものを特殊な眼鏡をかけて見ると立体的に見えるということで、この技術を使って
▽阿波市にある国の天然記念物「阿波の土柱」や
▽中央構造線断層帯によって断層ができた三好市中心部の地形などを楽しく学ぶことができます。

訪れた人たちは眼鏡を顔にあてて画像を見ては歓声をあげていました。

企画展を発案した県立博物館の中尾賢一学芸員は「立体画像を使うことで実物を展示できない地形を見せることができる。徳島の自然の美しさを感じてほしい」と話していました。

企画展は徳島市の徳島県立博物館で来月26日まで開かれ無料で観覧することができます。