小学校で給食のコッペパンに金属片付着か けが人なし 阿南

19日、阿南市の小学校で給食のコッペパンに金属片とみられるものが付着しているのを児童が見つけました。
児童にけがはありませんでしたが市が詳しい原因を調べています。

阿南市によりますと、19日、羽ノ浦小学校で6年生の児童が給食で出されたコッペパンを半分に割って食べようとしたところ、長さおよそ3ミリの金属片とみられるものが付着しているのを見つけました。

児童は口に入れておらず、けがはありませんでした。

これを受けて阿南市は市内にあるパンの製造所で小麦粉の貯蔵庫やオーブンなどの製造工程を検査しましたが、原因はわかっていないということです。

この製造所は19日、市内の小中学校7校に給食のパンおよそ2850個を提供しましたが、今回のケース以外では異物が混入したという報告はないということです。

阿南市学校給食課は「原因究明を図るとともに異物が入らないための対応を徹底して安全、安心な給食の提供に努めたい」としています。

学校給食をめぐって今週、県内では阿南市の給食センターで配管の水漏れが起きて調理できなくなったほか、阿波市の中学校でも金属のナットが混入しているのが見つかりトラブルが相次ぎました。