「世界阿波おどりコンテスト」 来月 徳島で初開催

海外で高まる阿波おどりの人気を受けて、来月、徳島市で開かれる「秋の阿波おどり」でアメリカや中国から来日した踊り手らが競うコンテストが初めて行われます。

「秋の阿波おどり」はお盆だけでなく秋にも阿波踊りを楽しんでもらおうと、県などが毎年、屋内の会場で行っている催しで、ことしは来月3日と4日に徳島市の「アスティとくしま」で開かれます。

ことしの夏の阿波おどりには台湾の愛好家でつくる団体が初めて参加するなど海外でも阿波おどりの人気が高まっていることを受けて、主催する県などは今回初めて海外に住む外国人の踊り手らが参加する催しを開くことを決めました。

催しは阿波おどり2日目の4日に「世界阿波おどりコンテスト」と題して行い、アメリカや中国から来日した踊り手のほか、県外の日本人も含めてあわせて4つのグループで踊りを披露し、踊りの構成や演出などで点数を競うということです。

県の担当者は「徳島の阿波おどりはさまざまな国や地域で人気があり踊り手も増えている。世界から集った人たちの踊りを会場で見てほしい」と話しています。