吉野川市長選 現職の原井敬氏 無投票再選

任期満了に伴う吉野川市の市長選挙が15日告示され、現職の原井敬氏が、無投票で2回目の当選を果たしました。

吉野川市長選挙の立候補の受け付けは、15日午後5時で締め切られ、無所属で現職の原井敬氏のほかに届け出がなく、無投票で原井氏の2回目の当選が決まりました。
原井氏は44歳。
県議会議員を経て、前の市長の死去に伴う前回・令和元年の市長選挙で初当選しました。
吉野川市は人口およそ3万8300。
19年前の平成16年に市町村合併で市が誕生して以降、およそ20%減った人口の減少対策や、JRの鴨島駅周辺の中心市街地の活性化、それに新しいごみ処理施設の建設や災害対策と安定した財政運営の両立が課題となっています。
2期目の抱負について原井氏は、「本格的な人口減少社会に突入している中で、市政のかじ取り役を担うことは大変な重責である。財源を生み出して市民の暮らしや福祉の満足度を高め、外から見た吉野川市の魅力度を高めることに注力していきたい」と述べました。