インフルエンザ患者減少 注意報解除も引き続き感染対策を

インフルエンザの流行期に入っている徳島県内では今月8日までの1週間の患者数が前の週に比べて減少したため、県は2週間ぶりに県内全域に出していた「インフルエンザ注意報」を解除しました。
一方で、県は一部の地域で感染者が多いことなどから引き続き、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策を呼びかけています。

県によりますと、今月8日までの1週間に県内37の医療機関でインフルエンザと診断された患者数は312人と前の週と比べて144人減少しました。

1医療機関あたりの患者数の平均は8.43人となり、基準を下回ったことから県は県内全域に出していた「インフルエンザ注意報」を2週間ぶりに解除しました。

一方で、県は一部の地域で感染者が多いことなどから手洗いや効果的なマスクの着用などの感染対策のほか、体調がすぐれないときは外出を控えるよう呼びかけています。