インフルエンザ急増 前週の3倍以上に 学級・学年閉鎖も
徳島県内でインフルエンザが流行期に入っていて、今月10日までの1週間の患者数は、前の週の3倍以上に急増しています。
夏休み明けの県内の小中学校ではあわせて9校が、学級閉鎖や学年閉鎖となっています。
県によりますと、今月4日から10日までの1週間で定点把握したインフルエンザの患者数は、前の週に比べて3倍以上となる254人で、1医療機関あたり6.86人に急増しています。
流行の目安とされる「1人」を超えており、「流行期」に入っています。
保健所管内別では三好保健所が20人と最も多く、県は1医療機関あたり10人を超えたことから「注意報」を出しました。
また、
▽徳島保健所が7.25人
▽阿南保健所が6.75人
▽美馬保健所が5.33人
▽美波保健所が1人
▽吉野川保健所が0.8人 となっています。
さらに、夏休みが明けた今月10日までの1週間に7つの小中学校と高校で学級閉鎖となり、2つの小中学校で学年閉鎖となりました。
県は新型コロナとの同時流行のおそれがあるとして日頃から健康状態をチェックするとともに、マスクの効果的な着用や手洗いなどの感染対策をとるよう呼びかけています。