電話応対技術コンクール コールセンターなどで働く人たち参加

コールセンターなどで働く人たちが、客の電話に応対するコンクールが徳島市で開かれ、聞き取りやすい話し方など、技術を競いました。

コンクールは、企業の電話応対の研修などを行う「日本電信電話ユーザ協会徳島支部」が毎年、開いていて、県内の金融機関やコールセンターなどで働くあわせて20人が参加しました。

審査は、食事制限のある客から料理の注文を受け、電話で内容を確認するという設定で行われ、参加者は、制限時間の3分以内に食事制限の理由を聞き取ったり、好みに合う商品を勧めたりして注文を取りました。

審査基準は、▼ことばづかいや、▼聞き取りやすい話し方、それに▼客のニーズを把握して適切な商品を紹介できるかなどで、審査員が別室で音声を聞きながら審査しました。

審査の結果、板野町のコールセンターで働く村木俊介さんが優勝し、10月、札幌で開かれる全国大会に徳島県代表として出場することになりました。

村木さんは「緊張したが、練習の成果を発揮できた。全国大会でも優勝を目指したい」と話していました。