福島応援! 県庁食堂で福島沖の魚使った料理提供する取り組み

東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出による水産物への風評被害を防ごうと、県庁では福島県沖の魚を使った料理を食堂で提供する取り組みを始めました。

この取り組みは、県が始めたもので、県庁11階の食堂には福島県沖でとれたさばの塩焼きやめひかりのから揚げなどの定食のほか、福島県産のかつおや、あんこうなどを使った4種類のおかずが並びました。

食堂には、後藤田知事も訪れ、実際に定食を食べて「日本全体の風評被害を防ぐために徳島と福島がお互い助け合っていきたい」と述べました。

このほか、福島の水産業者に向けた応援のメッセージボードも設置され、利用者が「おいしい魚をありがとうございます」などとと書いたシールを貼っていました。

あんこうのからあげを食べた県庁に勤務する女性は「福島産のさかなはとてもおいしいです。風評被害もあると思うががんばってほしい」と話していました。

定食やおかずは、今月15日まで、午前11時から午後1時半まで提供され一般の人も利用できます。