子ども食堂維持でクラウドファンディング開始 徳島市

徳島市で子ども食堂を運営する学生たちが、食堂を維持していこうと、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを始めました。

JR徳島駅前の商店街「ポッポ街」では、去年12月から徳島大学の学生たちが子ども食堂「ぽかぽか食堂」を運営してきました。

原則週1回、無料で食事を提供し、小中学生30人ほどが利用してきましたが、施設が閉店したため、8月から、1キロほど離れた北前川町にある「渭北コミュニティセンター」で活動を再開しました。

これまでの施設は無料でしたが、新たに毎月4万円ほどの利用料がかかることから、学生たちは、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを始めました。

クラウドファンディングは、1000円から行うことができ、9月29日まで受け付けていて、ステッカーやトートバッグなどの返礼品が用意されています。

「ぽかぽか食堂」代表で、徳島大学2年の村崎弘汰さんは、「広く多くの人に賛同してもらえるように、クラウドファンディングを利用しました。子どもたちが悩みをこぼすことができる居場所作りをしたいです」と話していました。