阿波おどりにあわせ空港で観光客出迎える踊り 4年ぶりに披露

12日開幕する徳島市の阿波おどりにあわせて、徳島空港で観光客を出迎える踊りが11日から4年ぶりに披露されています。

徳島空港では、徳島市の阿波おどりの開催にあわせて、踊り手グループが歓迎の踊りを毎年披露してきましたが、新型コロナウイルスの影響で、去年まで3年連続で中止されました。

ことしは新型コロナの「5類」移行などを受け4年ぶりに再開され、11日は四国大学の学生20人余りが正面玄関で踊りを披露しました。

空港に到着した人たちは、笛や三味線などで奏でるお囃子のリズムに合わせて披露される力強い踊りをスマートフォンなどで撮影していました。

なかには学生たちに加わって一緒に踊る親子もいて、阿波踊りの雰囲気を楽しんでいました。

大阪から家族で来た30代の女性は「1歳の息子と初めて踊りました。動きが難しかったですが楽しかったです」と話していました。

また、歓迎の踊りを主催した協議会の佐藤春仁さんは「4年ぶりに踊りで迎えられ素直に嬉しいです。あすからの徳島市の阿波おどりなども楽しんでもらいたいです」と話していました。

空港で観光客を迎える踊りは、徳島市の阿波おどりが開幕する12日まで行われます。