徳島すだち出荷に使う「化粧箱」を新調 県庁でお披露目

徳島特産の「徳島すだち」のブランド力を強化しようと、出荷する時に使われる「化粧箱」と呼ばれる箱がこのほど新調され、徳島県庁でお披露目されました。

「徳島すだち」は、地域独特の生産方法などが高い品質につながっているとして、ことし3月、地域ブランドとして保護される国の「地理的表示保護制度」に登録されました。

これを受けて「徳島すだち」を出荷するときに使われる「化粧箱」と呼ばれる箱がこのほど新調され、8日、「徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会」の代表や県産のすだちを全国でPRする「すだち大使」が県庁を訪れ、新しい「化粧箱」をお披露目しました。

「化粧箱」の表面は「地理的表示保護制度」の印や徳島すだちをかごに盛った写真などが印刷されていて、来年4月から、全国の市場に出荷するときに使われるということです。

「徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会」の坂本雅彦会長は「ブランド力を強化するために箱を変えました。県内外のたくさんの人たちに徳島産のすだちを購入してほしい」と話していました。