阿波おどり前に スーパーなど食品の「一斉監視」 

徳島市の阿波おどりなどで大勢の観光客が訪れ、食中毒が起きるのを防ごうと、保健所の職員が商業施設などで「一斉監視」を行い、食品が衛生的に管理されているか確認しました。

一斉監視は、徳島県が毎年、この時期に行っていて、2日だけで徳島市内のスーパーや飲食店など、およそ100か所を対象に行います。

徳島市の商業施設には、保健所の職員など6人が訪れ、食品売り場で、肉や魚などの生鮮食品が冷蔵庫に適切な温度で保存されているかや、商品に期限や添加物、アレルギー表示が正しく記載されているかなどを確かめていました。

また、売り場の担当者にチラシを渡して、手洗いなど、衛生管理を徹底するよう呼びかけていました。

徳島保健所の食品衛生担当の吉峰絵里係長は、「飲食店などの事業者は、手洗いや食品の温度管理を徹底し、肉や魚は十分に加熱するよう改めて意識して、食中毒が起こらないように気をつけてほしい」と話していました。