女性のデジタル人材を育てる研修をPR “取り組みを全国に”

徳島市は、女性の経済的な自立を進めようと女性のデジタル人材を育てる研修をPRする催しを開き、内藤市長が取り組みを全国に広げたいと強調しました。

徳島市は、東京の企業と協力して、おととしから、女性の市民を対象に、デジタル人材を育てる研修を始めた結果、参加した16人のうち4人がIT業務に必要な資格を取得し、働いています。

市は、2回目の研修をことし11月から始めるのを前に、31日に徳島市でPRする催しを開きました。

あいさつした内藤市長は、女性のデジタル人材を育てるねらいについて「徳島にいても都会と同じ賃金を得られ、子育ての隙間時間にできる。全国に広がれば女性問題の解決につながる」と強調しました。

このあと、研修の卒業生を交えて、パネルディスカッションが行われ、卒業生のうち、子育てをしながらデジタルマーケティングをする女性は、子育ての隙間時間にオンラインで研修を受けられることや、資格の取得だけでなく、実務も体験できるなどと説明しました。

市は、ことし9月、2回目の研修の参加者を募集することにしています。