徳島 阿波おどりに台湾から愛好家70人 水際対策緩和で

新型コロナの水際対策の緩和を受けて、来月の徳島市の阿波おどりに、台湾の愛好家のグループなど、70人が初めて訪れることがわかりました。

訪れるのは、台湾の阿波おどり愛好家でつくる「台湾阿波おどり推進協会」の会員や、呼びかけに応じた人たち、あわせて70人です。

協会は、コロナ禍前に徳島市の阿波おどりを見に来たことがある台湾の人などが3年前に結成し、毎月、踊りを練習して、台湾各地のイベントで披露しています。

新型コロナの水際対策が緩和されたことを受けて、来月13日から16日まで、徳島を訪れ、初めて、阿波おどりに参加することになりました。

滞在中は、観光客が飛び込みで踊る「にわか連」に参加して踊りを披露するほか、踊りを観覧したり、「有名連」と呼ばれる技量の高い踊り手グループから踊りや鳴り物の演奏を学んだりします。

「台湾阿波おどり推進協会」の王嘉宏代表は「コロナで3年以上阿波おどりを見に行けなかったが、協会として初めて参加することにわくわくしている。観覧するだけでなく、連とも交流して、徳島と台湾のつながりを深めたい」と話していました。