徳島市の6月の消費者物価指数 前年同月より3.1%上昇

徳島市の6月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、前の年の同じ月と比べて3.1%上昇し、22か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

総務省によりますと、徳島市の6月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が前の年の6月の101.4から104.6に上昇しました。

上昇率は3.1%となり22か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
主な要因は食料品の相次ぐ値上げです。

「生鮮食品を除く食料」は前の年の同じ月より7.7%上昇しました。

品目別では
▼乳製品や卵などの「乳卵類」が12.5%、
▼「魚介類」が11.4%、
▼総菜などの「調理食品」が10.6%、
▼「菓子類」が10.4%となっています。

民間のシンクタンクの徳島経済研究所の里正彦常務理事は「食料については7%も上昇しているため生活でより影響を実感するのではないか。今は、物価だけが上がっている状態で、生活が安定するために今後、賃金が追いつくかどうか注目している」と話していました。