B3「徳島ガンバロウズ」が初の全体練習 小松島市

男子プロバスケットボール、B3に参入する「徳島ガンバロウズ」の初めての全体練習が小松島市で行われました。

徳島ガンバロウズは、ことし4月にBリーグの3部リーグにあたるB3への参入が正式に承認され、徳島県初のプロバスケットボールチームとして、ことし秋に開幕するシーズンから参加します。

17日は小松島市の体育館で選手9人による初めての全体練習が報道陣に公開されました。

初めに運営会社の山花英司社長が「県民に愛されるチームになれるよう頑張って欲しい」と激励しました。

このあとの練習ではデマーカス・ベリーヘッドコーチのもとで、パスやスリーポイントシュートなど攻撃の連携を中心に確認し、選手たちは真剣な表情でおよそ1時間半にわたって汗を流しました。

ベリーヘッドコーチは「徳島をワクワクさせるバスケットボールのスタートをきることができた。選手はみな若いが1人1人にプロ意識を持たせることとコンディションを整えることを課題に練習していきたい」と話していました。

徳島市出身のポイントガード、速井寛太選手は「幼いころは徳島にプロバスケットボールチームができるとは想像できなかったので、歴史的な瞬間に参加できてうれしい。コーチの目指すチームが体現できるように仲間と練習を重ねていきたい」と話していました。

チームには残り3人の選手が順次、練習に合流する予定で、10月6日と7日にホームの徳島市で行われる横浜エクセレンスとの開幕戦に臨みます。