子どものマスク着用 “適切に外すことが重要”呼びかけ
新型コロナの感染予防のためのマスク着用をめぐって、子育て中の母親らの団体が会見し子どもたちが熱中症にならないよう適切に外すことが重要だと呼びかけました。
全国の子育て中の母親らで作る団体のうち、徳島のメンバーが14日に県庁で会見しました。
団体は先月半ばに全国およそ3800人のメンバーを対象に子どものマスク着用に関するアンケート調査を行ったということです。
文部科学省はこの4月から学校教育の現場でマスクの着用を求めないとしていますが、メンバーからはアレルギーのため外したいと訴えても着用を求められたり、つけていないことでいじめにあったりしたという声が寄せられたということです。
団体はマスク着用に関する国の方針を現場に周知するよう各地の自治体や教育委員会に要望活動を行っていて、徳島でもメンバーが県と教育委員会にアンケートの結果を伝えたということです。
「ママ エンジェルス」徳島チームの村山※遼子さんは「これから夏に向けてさらに気温が高くなり、マスクをつけることで熱中症のリスクも上がる。場面に応じて適切にマスクを外すよう学校や保育所だけでなく保護者にも周知したい」と話していました。