美馬市議会議員の補欠選挙 新人と元議員の5人当選

県知事選挙をめぐる買収事件で議員が相次いで辞職したことに伴う美馬市議会議員の補欠選挙の投票が9日行われ、新人と元議員の5人が当選しました。

美馬市の市議会議員3人は、ことし4月に行われた県知事選挙で落選した元参議院議員への票のとりまとめを依頼する目的で現金を受け渡したとして起訴されたり略式命令を受けたりして辞職しました。

美馬市議会では定員18人のうち5人が欠員となり、9日、補欠選挙の投票が行われました。

選挙にはいずれも無所属の8人が立候補し投票の結果、30代から70代までの新人と元議員のあわせて5人が当選しました。

また投票率は40.28%で、5年前に行われた市議会議員選挙の69.78%を大きく下回りました。

当選した5人の任期は3年後の令和8年4月22日までで今月18日から始まる定例議会に臨みます。