ヘルパンギーナ 2週連続で警報レベル超 手洗いなどの徹底を

子どもがかかりやすい夏かぜの1つヘルパンギーナの感染が広がっていて、県は流行警報を出して手洗いやうがいなどの徹底を呼びかけています。

ヘルパンギーナは夏に増えるウイルス性の感染症で、5歳くらいまでの子どもがかかりやすく、発熱のほか、口の中に水ぶくれができたり、のどが痛んだりするのが特徴で、全国的に感染が広がっています。

県によりますと、先月25日までの1週間に県内23の小児科の医療機関で確認された患者は、1医療機関あたり6.17人で、前の週の6.43人に続き、2週連続で国が定める警報レベルの6人を超えました。

地域別で見ますと
▽美馬保健所管内は、1医療機関あたり13.5人
▽吉野川保健所管内は8.33人
などとなっています。

県は、流行警報を出して手洗いやうがいなどの徹底を呼びかけています。

ヘルパンギーナは、せきやくしゃみなどの飛まつに加え、接触やおむつ交換の際に感染することもあり、外出先でおむつ交換台を使用する際にも注意が必要です。